05067-180311 成蹊学園サッカー部創部100周年祝賀会

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サッカー関係者、多数、ご来賓に迎え、150名を超える方々が参集し、盛大。

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終始、笑いに包まれ、和やかな雰囲気で、旧交を温めました。

100周年記念誌に寄稿した祝辞を転載いたします。

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サッカー部創部100年のキックオフ

成蹊大学蹴球部顧問・法学部教授

成蹊学園サッカー部の創部100周年、おめでとうございます。心よりお慶び申し上げます。

2010年に成蹊大学蹴球部顧問を承って以来、サッカーという魅力的な競技に関わる機会をいただいていることに感謝申し上げます。おかげさまで100周年というこの佳き日をみなさまとともに迎え、ともに喜ぶ栄誉に浴しております。どうもありがとうございます。

早速、キャンパス内にあります学園資料館に赴き、その文集を出していただいて読み、スキャンいたしました。「蹴球部は以前は運動部の一部でありましたが、本年の四月から不言會内に純然たる一つの蹴球部として置かれる事になりました」との記述が確かにあります。「純然たる一つの」という形容に誇らしさがうかがわれます。

1912年に始まる成蹊実務學校、1914年の成蹊中學校、翌年の成蹊小學校において、開学まもなく蹴球部が独立して創部されたという事実は、サッカーという競技の魅力の表れであるとともに、教育的意義を有する証でありましょう。心身の鍛錬、技術の研鑽、チームビルディングとチームワークによる社会性の涵養、ルールに則った智慧と実践。そして何よりも、個性の尊重、品性の陶冶、勤労の実践という建学の精神に適うスポーツとして推奨されたに違いありません。

さらに1925年開学の成蹊高等學校（七年制）、そして1949年に創立された成蹊大学にて蹴球部がスタート。成蹊学園に連綿と受け継がれた蹴球部は、ここにめでたく100歳を迎えたのです。

大学蹴球部においては、創部以来、5名の教員が顧問を務めております。初代（1949～1950年度）畠山一男元教授（政治経済学部）、第2代（1951～1967年度）佐々木昌義名誉教授（政治経済学部）、第3代（1968～1988年度）朝倉孝吉名誉教授（経済学部・元成蹊大学長・元成蹊学園専務理事）。60周年当時はサッカー指導のプロでいらっしゃった第4代（1989～2009年度）鈴木 滋名誉教授（文学部→1995年より経済学部）。その後を受けて私は第5代。先代までの先生方のご尽力に心より感謝申し上げるとともに、これからの100年に思いをはせます。幸い、大学蹴球部の部員は年々増加を続けており、本年度は133名を数え、層の厚さを増すとともに、技量も進歩しております。

過去を振り返り、先人の足跡に感謝を表する100周年。未来に目を向ける我々は、200周年という次のゴールを目指すハーフウェイラインに立っています。成蹊小学校、中学校、高校、大学、それぞれのサッカー部が個々に歩みを進めながら、相互に交流を深めて参りましょう。

成蹊学園サッカー部の新たな100年が、今、キックオフ。

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